失語症学の発展に向けて

言語聴覚士に役立つ書籍や考え方を紹介していきます

全体構造法

失語症のタイプ分類 〜遠心性運動失語〜

失語症のタイプ分類は、ボストン学派などの古典分類が有名です。今回は、一般的なタイプ分類ではなく、ルリヤによる分類を紹介していきます。 この分類は、全体構造法(JIST)を行う上で重要なものですが、それ以外のリハビリをしていく上でも参考になると思い…

失語症治療のアプローチ方法10 〜全体構造法(JIST)〜

全体構造法(以下JIST)は、新潟リハビリテーション大学教授の道関京子先生が考えられた治療法です。 言語聴覚士(以下ST)の養成過程ではあまり教えない方法で、働き始めてから本格的に知る方が多いのではないかと思います。 JISTについては教科書が数冊出…